異世界日記 『第四部 見習い日記学舎編』 このページをアンテナに追加 RSSフィード

 ■本家サイト作者ブログはつせの世界メール

2006-06-17

というわけで。

登場した物品にインパクトがありすぎて何だかよくわからなかった講師紹介も終わり、体力測定と相成りました。

測定する科目は、

  • 100ヤード
  • 乗馬
  • 立木打ち(剣、槍)
  • 投石
  • 短弓射撃

だそうである。

さらに午後から、

  • 得意武器での模擬戦
  • 素手で格闘模擬戦

も行うそうな。

ま、オレは一日見学だけどな。

「ケガしてるんで参加出来ませ~ん。」

と、一応アピールしてみたら、

「そなたについては、概ね見当が付いて居るゆえ、特に調べる必要も無かろう。」

とのこと。

「基礎も何も出来ておらぬからな。全て一から教え込まねばなるまい。」

「そうですな。セタンタ殿は骨柄がよろしいですから、鍛えれば鍛えただけ成長しましょう。」

「この中だと、アイツが一番手間がかかりそうだ。」

と、教官達からいきなり辛い判定が。ていうか、せめて体力測定ぐらいしてから判断してくれよと思わんでもない。

まぁいい。ケガが治るまではのんびり出来るワケだし。


教官一同とオレが見守る中、弟子諸君の体力測定が始まった。

まずは100ヤード走。全員一斉に走り出す。

これはぶっちぎりでワンコの勝利に終わった。フィオナベレヌスホーサと続いて、少し離れてシグルーンがゴール。

「いっちばーん!!!」

と、得意満面のケルベロスに対して、歯を食いしばって悔しさ全開のシグルーン

「まぁ、ケルベロスは犬だしな。背丈も違うしあんなモンだろ。」

と、屈辱に震えるお嬢を慰めてみるが、

「わたくしだって、白鳥に変われば速さでは負けないのにっ!」

とか曰ってたり。鳥になっても100ヤードの短距離走じゃ勝てないだろ、たぶん。

意外だったのは、ベレヌス君が体力的にもなかなかポテンシャルがありそうなこと。100ヤード全力疾走してもそれほどバテてる感じじゃないし。こないだ肩を借りたときにも思ったけど、ただの優男じゃないのは確か。

あと、ホーサが息も切らしていないのは正直驚いた。華奢で可憐な美少女が、その実スタミナお化けだからなぁ。前の旅行の時も全然疲れた様子がなかったし。まぁ、そのホーサをバテさせるオーディンのおっさんは、やっぱりいろんな意味で凄いって事になる。

ちなみに、一番走り慣れてる感じだったのはフィオナだった。曰く、

「昔から100ヤード走は負けたことがなかったんだが……。」

と、ワンコの走りにショックを受けている様子。とは言え、ケルベロスの走り方は走っていると言うより短距離ジャンプを繰り返している感じで、ほとんど反則に近かったけどな。