異世界日記 『第四部 見習い日記学舎編』 このページをアンテナに追加 RSSフィード

 ■本家サイト作者ブログはつせの世界メール

2006-07-02

槍に持ち替えて、一同順々に立木に向かう。

なお、槍と一口に言っても実際には様々な種類があるという。

スカアハ曰く、

「槍の種類は大きく分けて4種類ある。使い方によって片手槍、両手槍、斧槍、薙刀に大別できるが、その種類の中でも様々な形や大きさのモノがある。実際の種類がどれほどになるか。数えきれぬ、と言った方が良かろうな。」

とのこと。

一応、例として代表的なモノをいくつか見せてくれた。

5インチほどの穂先を持った片手槍。穂先は円錐状で突きにしか使えない。柄はよく磨き込まれた50インチ少々の堅い木で、金属の持ち手や石突きが付いている。アルビオンアローンの北部で主に使われる槍でスピアともジャベリンとも言う。

15インチ近い穂先の付いた片手槍。穂先は両刃の剣状になっていて、穂先の付け根も長く金属の柄が付いている。全体の長さは40インチ程度で、突いたり投げたりするほかに切り払う使い方も出来るとか。アローン南部で軍隊に使われているパイラムという槍だそうな。(名前はローマ軍の槍と一緒だけど、形が一緒かどうかはオレにゃわからんです。)

20フィートを越える長さの大槍。穂先はパイラムとほぼ同じモノ。サリッサとかピケとかパイクとか呼ぶ。長さは最大で25フィートにも及ぶそうな。長すぎて歩兵集団戦闘にしか使えそうにない。片手でも両手でも使うそうな。

10フィート弱程度の槍というか長柄の斧。槍の穂先もきちんと付いているが、主体はどう見ても重く鋭い斧の部分。斧の刃の反対側には鈎状のトゲが付いている。叩き切り、突き、引き倒すといった使い方が全て可能な、万能武器であるところのハルバード。姐さんは"ハルベルデ"とも発音していた。

同じく10フィート程度の柄に三日月状の刃が付いている武器。長柄の斧と言うよりは長柄の包丁に近いかもしれない。バルディシュというらしい。この手の薙刀武器はいろいろ種類があってギザルムやらビルやらグレイブやらと枚挙に暇がないらしい。

んで、やはり一般的なのは円錐状や短剣状の穂先を持った槍なのだが、これも持ち方によって使い方が変わるとか。

片手で持つ場合、脇に抱え込む場合と肩に担ぐ場合とがあるそうな。

比較的長い槍を片手で扱う場合や、騎乗時に槍を扱うときは必然的に脇に抱え込むことになるが、短い槍の場合は肩に担ぐようにして構えることも多い。それぞれ利点があり、脇に抱えた場合は取り回しに優れ長さを上手く使って戦うことが出来、担ぐように構えた場合は威力に優れる上にそのまま投擲することが出来る。両手で持つ場合の利点は脇に抱え込んだ場合と同様だが、より長い槍を上手く使いこなせる一方、盾による防御が難しくなる。

スピアやジャベリンといった片手槍は、アローンで最も一般的な個人用武器で、石や青銅の穂を持つ槍も勘定に入れると、短剣類よりも普及しているかもしれないとのこと。

一方、パイラムやサリッサ、あるいはハルバードなどは金属の使用量が多く製造にそれなりの技術が必要とされるため、あまり普及はしていないそうだ。

結局のところ、普通の片手槍を中心に、他の武器も取り混ぜて教えてもらうことになるそうだ。