真名

真名

読み:まな

人物の本当の名前のこと。←→二つ名、通り名

この世界では、本当の名前を知ることで対象の人物に強い影響力を持つことが出来る。

この世界で生まれ育った者にとっては、真名で呼びかけられると無視できない、ぐらいの影響力なので、結婚などの時にしか名乗らない「隠し名」程度のものである。

しかし、異世界からの漂着者=渡り神の場合、真名(出身世界での本名)を知られることは重大な危機を招く。真名で呼びかけられればその言葉に従って行動させようとする強制力が大なり小なり働くし、魔術にその真名を使われた場合、生殺与奪そのものを握られかねない。


<解説>

オリエント起源のユダヤ教やイスラム教の神秘学では、万物には全てその本質を表した真の名前「真名」があると考え、その名を操ることで万物を支配できるとの思想があった。

この思想は、言葉が現実を規定するという考えであり、魔術に置ける呪文や、日本の言霊思想に通じるものがある。

また、そういった伝承を作品に取り込んだのがアーシュラ・K・ル・グインの『ゲド戦記』である。ゲド戦記では、「真の名を呼ばれたら服従しなければならない」という表現になっており、当世界設定はここからパクっている。

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